松山道後村めぐり 護国神社

護国神社は、道後村めぐり21番に指定されています。
愛媛県護国神社は、護国の英霊をまつった神社として有名です。









額田王
護国神社には、万葉集の額田王の歌が歌碑としてあります。
ここで出てくる「熱田津」(にぎたつ)ですが、
愛媛県の松山付近らしいとは、言われていますが、
どこが「熱田津」であったのかは、確定していません。
邪馬台国みたいなかんじです。
女帝斉明天皇が百済救済のために自ら船に乗って、西へ向った時の歌です。
さて、「熱田津」(にぎたつ)は、どこか?
日本書紀などによると当時は、皇室は「道後温泉」付近で、
宿をとっていました。
その後、松山の文化の中心は、松山城築城まで、ずっと道後周辺でした。
そのため、「熱田津」は、道後に行くのに近い港ではないでしょうか?
しかも、港で潮待ちをするぐらいですから、昔から栄えていた所。
そして、当時は文字は読めなくても、言葉は残りそうなものです。
「にぎたつ」が、なまって「にった」には、ならないでしょうか?
現在の松山市三津から新田の周辺にかけてが、
「熱田津」(にぎたつ)の候補地ではないかと、私は考えます。


護国神社


「坂の上の雲」に登場する秋山好古さんの碑です。
「天嬢無窮」と書かれてあります。
解釈が難しい言葉ですが、護国神社で、
額田王の歌碑に近いところに、日露戦争の雄の、
秋山好古の「天壌無窮」があるのは、
興味深い取り合わせかもしれません。



万葉苑

万葉植物苑



護国神社の広い境内の中には、万葉苑と名付けられた一角があります。
ここには、歌と植物が同居しています。


このように、植物に看板のような板が取付されています。

近づいて見ると、この植物は、「からたち」であることがわかります。
万葉の呼び名 と、詠まれた歌も一緒にのっているのが親切です。









これは、ごく一部です。
近くに行かれた折には、実際に見てください。
蚊が多くいるので、長袖で行くことを、お勧めいたします。




境内の別の場所にも、歌碑はあります。
どこに何があるか探してみるのも、いいかもしれません。
これは、「たちばな」です。





なぜか神社には「馬」がいます。
ポニーテールの馬がいます。
7月7日は、乙姫様にちなんで、「ポニーテールの日」となっています。
みんな信じてくれないのですが...。





護国神社には、日本軍や、警察、消防隊員を顕彰するものが多くあります。





これは、日本海軍の零戦のプロペラだそうです。
戦争は、絶対に良くないことなのですが、
現在の日本の技術水準を考える場合に、戦争の貢献は、
ある意味では、大きいのかもしれません。
例えば、電子レンジで利用している「マイクロ波」などは、
軍需開発の副産物です。
同様のものは、多くあることでしょう。
もともとは、平和利用を前提として、開発されたわけではないものが、
日常生活において、便利なものとなっている場合もあるのです。
このプロペラが示しているように、日本の乗り物が小型高性能である裏には、
戦時中の必然的な競争を、国を挙げて行ったことにも一因があるような気がします。
世界中が仲良く、技術競争ができる日がくると、いいですね。




四国 松山 道後村めぐり15番 石手寺

四国 松山 道後村めぐり16番 風土記の丘

四国 松山 道後村めぐり17番 岩堰

四国 松山 道後村めぐり18番 東野御茶屋跡

四国 松山 道後村めぐり19番 へんろ橋

四国 松山 道後温泉

湯築城 跡

ロシア人墓地

坊ちゃん列車







SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送