松山道後村めぐり 天徳寺

天徳寺は、道後村めぐり27番に指定されています。
その昔、有名だった「十六日桜」があります。
もともとは、「十六日桜」は、龍穏寺にあったのですが、
残念なことに、昭和20年の戦災で枯れてしまったそうです。

戦後、有志の手により、ここ天徳寺と、吉平家敷跡に実生で育てた、
若木が移植されたそうです。









天徳寺のスタンプ台です。。


「十六日桜」となっています。
天徳寺には、「花園幼稚園」があります。
松山市の城北地区の方でしたら、幼稚園の方が有名かもしれません。
休日に「道後村めぐり」をしていると、
自転車に乗った親子の方が、スタンプ帳を手に道後村めぐりをされていました。
地元の歴史に触れられる、いい機会ではないでしょうか。











周辺の碑と、説明です。




西村清臣(にしむら・きよおみ)
文化9(1812)年〜明治12(1979)年

幕末に松山城下で生まれられました。
当時の代表的な歌人です。
正岡子規に短歌の手ほどきをしたことでも、有名です。

十六日桜

「孝子桜」とも呼ばれています。



重病となった父が、「一目、桜の花を見てから死にたい。」
と、言ったことから子供の吉平が桜に祈ったところ、大寒に花が咲いたそうです。

この桜は、「ヤマザクラ」の早咲きの品種で、旧暦の一月十六日頃に
開花するため、この名前がついているそうです。

この桜にちなんだ歌は、多く残されています。
正岡子規も、
「うそのやうな 十六日桜 咲きにけり」
「めづらしや 梅の蕾に 初桜」
などの句を残しています。
ロシア人墓地にある、波多野二美の句は、
「永久眠る 孝子ざくらの そのほとり」
と、詠まれています。

また、怪談で有名なラフカディオハーンも、
「怪談」の中で、この桜を紹介しました。
小林一茶も、この桜を見て、句を残しています。




四国 松山 道後村めぐり15番 石手寺

四国 松山 道後村めぐり16番 風土記の丘

四国 松山 道後村めぐり17番 岩堰

四国 松山 道後村めぐり18番 東野御茶屋跡

四国 松山 道後村めぐり19番 へんろ橋

四国 松山 道後村めぐり21番 護国神社

四国 松山 道後村めぐり22番 一草庵

四国 松山 道後村めぐり23番 千秋寺

四国 松山 道後村めぐり24番 来迎寺

四国 松山 道後村めぐり25番 長建寺

四国 松山 道後村めぐり26番 弘願寺

四国 松山 道後温泉

湯築城 跡

ロシア人墓地

坊ちゃん列車

  






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